職員室の声

令和2年度1学期始業日(二石)

2020-04-07

皆さん、初めまして。おはようございます。

私は、原口和哉副校長の後任の二石政彦(ふたいしまさひろ)です。3月31日に志布志高校を最後に定年退職になり、4月1日から都築教育学園鹿児島第一中学校・高等学校にお世話になっています。 

 皆さんは、コロナウイルス感染予防のため、3月はほとんど学校に来ることができなかったのですが、

  1 軽い風邪症状(のどの痛みだけ,咳だけ,発熱だけなど)でも外出を控えること。

  2 規模の大小に関わらず,風通しの悪い空間で人と人が至近距離で会話する場所やイベントに行かないこと。

  3 密閉された空間を避ける、換気の徹底、手や指の消毒をすること。

は、これからも自分や他人の命を守るために、しっかり守ってください。

さて、皆さんは「宮本武蔵」という名前を聞いたことがありますか?

宮本武蔵は、江戸時代初期の剣術家で、13歳の時に初めて有馬喜兵衛という人と決闘して勝ち、それ以来、29歳まで60回以上の勝負をしていますが、1度も負けたことがありません。宮本武蔵の言葉に、

  千日の稽古を鍛と云い

  万日の稽古を練と云う

  然して勝負は一瞬なり

というのがあります。備え(preparation)と本番での自然体の大切さを唱えたものだと思います。

また、皆さんは「新渡戸稲造」という人を知っていますか?

新渡戸さんは、日本の教育者、思想家で農学の研究もしていました。札幌農学校を卒業して北海道庁に採用され、その後、帝国大学(今の東京大学)に進学したけど、帝国大学の研究レベルの低さに失望したため退学して、「太平洋の架け橋になりたい」とアメリカに留学して、ジョンズ・ホプキンス大学に入学しました。その後、ドイツに留学して農政学、農業経済学、統計学などを研究し、ドイツ留学後は多忙を極めていましたが、ベルギーの法学者から「日本では宗教を教育していないのにどうして道徳教育を授けることができるのか」と驚きをもって質問され、そして、妻のメアリーから日本の習慣、思想について「それはどのような理由で行われているのか」と質問攻めにあって、日本の封建制度と武士道とは何であるのか、それを理解しないと日本の道徳観念は封印されると思い、“BUSHIDO THE SOUL of JAPAN” という本を英語で書いて、日本の武士道を欧米に紹介しました。新渡戸稲造の言葉で、私が座右の銘にしているのは、“Be just

 and fear not” 「正しくあれ、そして恐れるな」です。私は、小学3年の時から51年間剣道をしていて、剣道教士七段ですが、まだまだ道半ばです。

 皆さんの一人一人が、唯一無二の、他の人にはない個性を持っています。その個性を一生掛けて練磨してください。

 

 

(副校長 二石 政彦)

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