職員室の声

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鹿児島第一中学校・高等学校職員が、週2回、リレーでお届けするフリーメッセージです。

 

令和元年度1学期終業式(原口)

2019-07-19

 皆さん,おはようございます。今日も,表彰伝達ができたことをうれしく思います。インターハイに空手で2人,水泳で1人,それから中学生の部では空手で全国大会に5人が出場します。これまでの健闘を讃えるとともに,全国大会での健闘を祈ります。中学,高校とも各部,少ない人数でよく頑張ったと思います。先日は,高校野球部も,初戦を突破し,よく健闘をしたと思います。

 

 第1回英語検定試験では,2級に中学生2人,高校生4人,凖2級に中学 生が7人,高校生が3人,3級に中学生が18人,高校生が4人,合格しています。1学期の成果だと思います。

 

 さて今日は,1学期の終業式です。まだ,もう少し補習やサマースクールなどが続きますが,今日は気持ちの一つの区切りと考えてください。

 

 まずは,皆さんと先生方とともに,元気に1学期終業式を迎えることができることに感謝したいと思います。

 

 4月末には,生徒会主体で進められた大きな行事体育祭もありました。皆さんの協力ですばらしい体育祭となりました。そして5月1日からは令和の時代に入りました。5月,6月と様々な行事,授業,部活と一生懸命に取り組んできました。皆さんよく頑張ったと思います。今年の1学期授業日は,大雨による休校もあり,76日でした。7月1日の休校については,判断が遅くなったことをお詫びします。今後早い判断をしたいと思います。

 

 自然災害に対する備え,危機管理には,十分に気を付けたいと思います。皆さんは自分の命は,自分で守る心掛けも大切です。登下校の安全には十分注意してほしいと思います。

 

 さて「あっという間の一学期」というのが,私の感想です。皆さんはどうだったでしょうか。終業式に当たって,一学期の自分自身を振り返ってみて下さい。

 

 「あいさつ」「容儀」「清掃」は徹底できたでしょうか。知識や技能は,情操や意志のもとで,身に付くものです。土台となるものを大切にしてください。まずは,心に余裕をもって,当たり前のことを当たり前にできるようにしてほしいと思います。私は皆さんに,始業式で,3つのことをお願いしました。「自ら求めて学ぶ態度を身に付けてほしい」ということ。「高い目標に立ち向かう勇気をもってほしい」ということ。「正しい規範意識を持ってほしい」と言いました。この3つのことを意識した取組が,できたでしょうか。  中学生は,生徒総会で,今年の生徒会目標をLOVEとしました。LはlaughのLで,笑う,いきいきと,笑顔で。OはoriginalityのOで,創造性を持ち。VはvoluntaryのVで,自発的に。EはexcitingのEで,感動的な,楽しい。学校生活を送りましょうと,話し合いました。どうでしたか。

 

 また,高校生は,生徒会の改選もあり,新たなメンバーも加わり,学校を盛り上げてくれるものと思います。生徒会役員の交代は10月ごろと聞いています。  皆さん一人一人が,1学期の成果や反省点があるかと思います。それらを今後の生活に生かしてください。

 

 集団生活に慣れてくると,人間関係が大切になってきます。「ヤマアラシのジレンマ」という寓話があります。 哲学者ショーペンハウエルの寓話ですが,寒さの中,二匹のヤマアラシが暖め合おうと近づきます。しかし,近づきすぎると,お互いの体の針が相手に刺さってしまう。かといって離れると寒くなる。二匹は,近づいたり離れたりを繰り返し,ようやくお互いに傷つかず,寒くもない距離を見つける。というお話です。

 

 人には針はないけれども,人も同じで,何気ない言葉が,相手を傷つけたりする,一度発した言葉は消えない。だから,言葉は大事にしてほしい。携帯やラインの使い方も,注意が必要です。お互い適切な距離感をとりながら,生活をしましょう。中国の古典「荘子」(そうし)の中に,「君子の交わりは,淡きこと水のごとし」とあります。友人関係を長続きさせるには,親しき仲にも礼儀ありです。礼節を大事に,ただ同調するだけではなく,切磋琢磨できる仲になることが大切だと思います。

 

 夏季休業期間は,自分の時間を持てます。何かをしようと志せば,何かが得られます。そして無為に日を過ごせば,瞬く間に何の収穫もないまま終わってしまうものです。この夏季休業が,皆さんにとって心身ともに一段と成長し,それぞれの目的に近づく絶好の機会となるようにしたいものです。

 

 それでは,充実した夏季休業を送り,2学期の始業式で,また全員元気で会いましょう。

 

 以上で,1学期終業式の式辞とします。                                 

 

 

 

(副校長 原口 和哉)