皆さんこんにちは!高校国語科の宮永です。記念すべき、3回目の投稿です。(多分…。)今日は、「国語科!!」ということを、全面的にアピールしたいと思います。
現在高校2年生の古典の授業では、『徒然草』「世に語り伝ふること」を読解しています。皆さんご存じの通り、『徒然草』は鎌倉時代後期の随筆です。つまり、〇〇〇〇年以上も前に出来た作品です。ですが、令和の時代を生きる我々現代人にとっても、非常に共感でき、尚且つ鋭い視点で自然や人間、世情についての所感がつれづれなるままに書かれています。私自身、授業を高校2年生と共にする中で、「たしかに!さすが、兼好法師!」と思うところが多々ありますが、授業中の様子を観察していると、現役高校2年生も同じように思っているというのがひしひしと伝わってきます。
鎌倉と、令和。この2つの時代は生活様式や、政治、経済などにおいて大きな差異がありますが、人間の根本的な部分においては、あまり変わらないのかもしれません。
『徒然草』によって「人間の考えや発想や感じ方は、いつの時代も変わらぬものもある」ということを改めて痛感させられました。
(文責;宮永)