麻丘めぐみや郷ひろみ、吉田拓郎、山口百恵、太田裕美、ちあきなおみなどは私の中学から高校時代に華を添えてくれたシンガーたちだ。時を前後して、イギリスからビートルズが世界を席巻し、キャプテンアンドテニールやカーペンターズ、クリフ・リチャード、ロッドスチュアートといったシンガーたちの魅力の虜になった。私は、昔から音楽が好きで、特にメロディーやリズムで好みが分かれていた。英語の教師になったのも、これらの英語曲を歌う人たちの影響を受けたからだった。
あれから50年。今の楽しみは、当時大好きだった曲の歌詞を読み込むことだ。歌詞の世界を理解することは当時の私には無理なことだったので、今再び当時のヒット曲を聞いて、歌詞の意味を探る。いまでも難しい曲もある。ポールサイモンの「母と子の絆」がそうだ。ネットで曲の背景を含めていろんな訳詞が登場するが、府に落ちない部分がある。
アルバート・ハモンドの「カリフォルニアの青い空(It never rains in Southern California)」を最近聞き返した。カリフォルニアでは雨は降らないと世間が言うので、に明るい未来を期待して行ってはみたものの、土砂降りだよ。仕事もなく一文無しで食うことすらままならない。と自らの青春の挫折を描いた曲であることを最近発見したばかりです。こんなことを気ままに語り合える友達を募集中です。
(文責;末吉)