近年、教育でのICT活用については、文部科学省が児童生徒1人1台の情報端末の実現などを推進しており、また全国の自治体も独自に実証実験を進めるなど、タブレットを活用した学習環境は急速に広がっています。
「Classi」はタブレットをはじめ、スマートフォンやパソコンでも利用できる学習支援クラウドサービスのことで、教職員、生徒双方を支援する機能をそろえています。2015年からサービスが開始され、全国150校以上の学校が正式導入しています。
主な機能として、生徒の学習状況や成績、活動履歴などが蓄積され面談などで活用できる「生徒カルテ」、生徒が学習スケジュールを管理したり家庭での学習時間を記録したりできる「学習記録」、授業に利用する動画や画像などの素材をまとめて保管し、簡単に生徒に共有できる「コンテンツボックス」などがあります。【Classiホームページより引用】
本校では、2015年11月、鹿児島県内の中学校で初めてClassiを導入し、主に次のような活用を検討、実施・推進していきます。
教材として使える動画や、自主的・段階的に取り組めるWebドリルなどにより生徒の学習をサポートし、学習意欲や学力の向上が期待できる。 |
ICT機器(電子黒板など)との連動や、日々の授業記録の共有・分析により、授業のあり方自体を深化させ、授業に対する生徒の興味・関心・意欲を高められる。
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個々の生徒に関する学力及び進路情報を速やかに入手し、教育相談等を通じて生徒への指導・助言を効果的に実施することができる。 |
職員間の共通理解を深め、教科間や学年間の連携をより客観的に分析し、効果的な指導体制を確立することができる。 |
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12月1日(火)、ベネッセコーポレーションより講師をお招きし、Classi(ICTを活用した教務授業支援システム)活用の職員研修が行われました。
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