コロナ禍での巣籠りが昨年来続いています。
そのせいか、自宅でアニメをみる時間が増えてきました。
「BS11」のお世話になっております。
『ゴジラS.P.』、『シャードーハウス』など面白かったです。
でも、お気に入りは『スーパーカブ』。地味な作品ですが、映像が丁寧です。
舞台は山梨県北杜市。親なし、金なし、友達なし、将来の目標なし。ないない尽くし高校2年
生女子、小熊さんがスーパーカブに出会い、変化していく物語です。
♬~透明だった日常に、車輪で色をつけて~♬な話です。
大事件は起きません。誰も傷つかない。誰も死なない。ささいな日常のコマ送りです。
スーパーカブを通して、世界が広がり、世の中まんざらでもないな。友達っていいな。
カブの先輩格の礼子さん。イタリアンカフェを造ることを目指す椎ちゃん。お互いの距離感と
リスペクト。カブを通して社会と関わり、自分を発見していきます。小熊さんも最終回前は頼
もしいお姉さんに変身です。
そして、最終回春を捕まえるために、冬の北杜から桜を見るために佐多岬まで大冒険です。湧
水町や佐多岬の風景が描かれていました。郷土愛の乏しい私も、ニンマリしました。
そんなアニメにはまった3か月でした。
(文責;永井)